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zoom RSS ネットでギターを買う?

<<   作成日時 : 2011/08/27 01:17   >>

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 ネットで楽器を買うというのは、勇気がいるというか、実のところ無謀であろう。特にアコースティックギターに関しては、同じ仕様・年式といっても個体差があるので、当たり外れがあることが十分予想される。ネットで購入するなら外れの方を予想し、それでもよいと割り切れるなら、というくらいの覚悟が必要である。

 しかし、自分のように地方に住んでいると、まず、楽器店が少ない。そして、その楽器店に置いてあるアコースティックギターが少ない。さらに、新品でなく中古楽器を求めたいときは、特にそうだが、出回ってさえいない。だから、楽器店で実際に触って確かめられるギターというのは本当に限られてしまう。

 自分の場合、実は、眺めに行くことはあるが、試奏を申し出る技量も勇気もないので、八戸市では店頭でギターの試奏をしたことがない。どれかを買うと決めてもいないのに、試しに何台も試奏して、その都度、どれも結構ですというほどの神経や性格を持ち合わせていない。
 というより、腕もないのににわか仕込みの知識ばかりが先行し、そのとき本当にほしいと思ったギターに八戸では巡り会わなかったといった方がいいかもしれない。

画像
 仕事での東京出張のときなど、帰りの新幹線までの時間が少しでもあれば、よく楽器店回りをした。お茶の水駅から神田小川町周辺は、楽器店が集中してあるから(それでも時間があるときは相当歩くことになるが)、たくさんの楽器を見ることができる。

画像 「クロサワ楽器」・「Dr.Sound」など通りに面した店から、「Blue-G」、「Hobo's」、「Woodman」のように入り込んだ建物の2階とかにある小さな店にも行ってみた。実はこれらの店は、通販やネット販売もしている店である。紙面やコンピュータの画面でしか見たことのない楽器を実際に確かめてみるのだ。特に中古楽器に関しては、写真と本物は全く印象が違うし、どんな楽器にどれくらいの値段をつけているかとか、ネットでは楽器の状態を記号で表記しているがどの程度の状態の楽器にどのような評価をつけているかなど、その店の対応のしかたや楽器に対する考え方がわかる。
画像 また店の人に勧められて、試奏してみて初めて、楽器の個体差があることも感じたし、同じ楽器でも新品より中古の方がいい音がする楽器だっていくらでもあることも知った。(ギターを再び始めた最初の頃、ギターを買うなら新品でなければいやだと思っていた。)
 疑問点や不明なことはそのままにせず、きちんと聞いてみる。誠実な店なら、いやな顔をせずに丁寧に答えてくれる。

画像 ある時期から、分不相応にもMartin OM-42がいいなあと思い始め、それこそこれでもかと見て回ったり調べたりしたときがあった。年式やどんな材を使っているかで値段が違うことは理解できても、店によって値段の付け方では首をひねることもあった。(その店の楽器の入手の仕方や委託販売などでも値段の付け方は異なるし、その値段ですぐに売れてしまう店もあれば、長いこと置いてある店もある。決算や在庫整理などのときに当たればまた違う。)
 自分の知識の程度が浅いことは自分が一番よく知っているから、自分の見方が正しいといっているわけではないし、これだけ調べたらいい楽器が買えるといっているわけでもない。

 (OM-42は、その後、実際に買い求めることになったが、なんとMartinではなく中古のSanta Cruzである。)

 しかし、例えば八戸に住んでいる人がみな、いろんな楽器店に足を運べるわけではない。青森市にかつてあった『T's-note』のように、Martinのギターや個人ルシアーのギターを台数豊富に置いているような店は近隣県にもない。(『T's-note』についてはあとでブログに書きたい。)
 
画像 こんなこともあった。数年前、新品で購入したHeadwayのギターに一部塗装のはがれが生じたとき、八戸市のグルーヴィン本店に持ち込んだら、送料だけで保証の範囲内で処理できるはずと、長野県のディバイザー本社に送って完璧な修理をしていただいたことがある。扱っている本格的なアコースティックギターの本数こそ多くはないが、グルーヴィン楽器店は十分信頼にたる楽器店であると思ったし、ディバイザーというメーカーは自社製品に確かな責任をもっている会社だと思った。

 もし、今、ネット通販やYahooオークションでギターを買いたいという人がいたら、そしてその人がはじめて利用する人なら、そこそこのもの以外はお勧めしない。(自分がネットでも買っておいて言えたものではないが・・・)ネットで買ってもいいギターと、ネットで買ってはいけないギターがあるといえばいいのかな。
 真に本当に求めたいいい楽器があるなら、それが新品であっても、実際に触って確かめられる信頼できる楽器店で購入すべきである。(交通費をかけても)

 本当にいい楽器とは長いつきあいになるだろうから、購入後の保証・アフターケアがしっかりしているかは値段以上に大事な要素かもしれない。

 逆に、カポやチューナーなど周辺小物は、ネット通販等が安くて便利。特に弦などはまとめ買いすると本当に安く手に入る。(ただしどこでもいいというわけではなく、良心的な店ほどすぐに送ってくれる。)

  自分はこれまでネットでもたまたまいいものを手に入れることができたと思うが、いろいろなケースがあり、ごく単純にいうなら、高い買い物は直接、少額・消耗品はネットでというのが無難であろう。
 「飾っておくギターならネットで、弾きたいギターなら直接」ネットで買ってもいい店と買ってはいけない店があるとまでいったらしかられそうだが。
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Pinebridge-Guitar-Me...
2012/01/14 21:15

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
アコギだと、通販って悩みますよね。私はたった一度買ったことがあります。でも、手にとって買っても必ずしもしっくりこない物もあります。東京のお茶の水界隈に行くと、目移りしすぎて結局選ベないってことも経験しました。
アコギは、買うときの覚悟?より、買ってからいかに付き合うかの方がおもしろくかつ難しい気がします。
ルカチャー
2011/08/29 22:16
 ルカチャーさんのアコギといえば、例の忠英モデルだけど、それがネットなわけはないから、Gibsonのフルアコあたりかなあ。エレキほどではないけど、アコギも10本くらいありましたよね。
 確かに買ってから、自分で補修・メンテしているとだんだん自分のギターになってくる気がします。最初は失敗したと思ったギターも、手をかけているうちに愛着がわき、それにつれて音もよくなるようになったギターもあります。
 
Pinebridge
2011/08/29 22:46

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