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zoom RSS やっぱりD-35 その2(補修・メンテ)

<<   作成日時 : 2012/02/03 20:30   >>

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 中古の楽器を買ったのは、実は店頭でもネットでもこのD-35が初めてだった。しかも、落札したこの楽器は、なんと九州の業者から自分の住む八戸まで送られてきたのである。
 中古だし、値段も値段だから、どうせあまりきれいな状態ではないだろうと思いながら梱包を解き、状態を確認した。
画像
 ギターの状態は思っていたより断然きれいで、塗装のつやも新品といってもいいくらいであった。トップにも打痕や傷は見当たらなかった。

 ただし、次の箇所に傷やはがれが見られた。
@ はっきりと目立つ擦り傷がサイドに2箇所。(傷ありとして、オークションのスタート価格が安く設定されていたのは、この傷のことが大きいと思われる)
A サウンドホールとピックガードの間のリングの辺りにも、ピックの当たった筋が数本。
B 見た目にはほとんど分からないが、触れてみるとボディ裏側下のバインディングの縁にでこぼこざらざらとする部分があった。

画像《補修:@について》

 サイドの2箇所の擦り傷は、その位置から、おそらくハーモニカホルダーが何度も当たって擦れてできた傷と思われた。

 白く目立つ傷ではあったが、木部まで達しているとは思われなかったので、以前のブログで紹介した「汚れとりつや之助」で状態を確認しながら少しずつ磨いた。
 結果、傷はほぼ完全になくなり、見た目も触っても分からない状態になった。
 ただし、この部分周辺の塗装は確実に薄くなっているはずなので、自分ではその後の扱いには気をつけている。

《補修:Bについて》

 ボディの裏側下は、おそらくかたい床の場所で壁に立てかけるなどしたときに、バインディングの部分のへりが床とぶつかってできたのであろうと思われた。1箇所だけでなく数カ所にみられた。

画像 バインディングまわりは、見た目は気にならないが、そこからさらに広がったり水分が入ったりすることを避けるため、タッチアップラッカーで、薄く薄く何度も塗り重ねて補修した。(リペア用のラッカーは、あくまでも薄く塗り、忘れるくらい放っておいて、完全に乾いてからまた薄く塗り重ねるのがコツであろう。塗った後の表面の処理についても完全に乾くまでやらないほうがいい。たっぷり塗ったのでは、完全に乾くのに時間もかかるし、でこぼこにもなりやすい。また、タッチアップラッカーは使っていると濃くなって伸びが悪くなり、結果として厚くなるので、本当にほんの少し薄め液を加えるとよい。また、これは本当に小さな場所用と考え、広い範囲にタッチアップラッカーを使うことはやってはいけない。)

Aは小さいし、塗装がそれ以上どうにかなるとも思えないので、そのままにしてある。

《サドルの交換》
 サドルはミカルタと思われるものがついていたが、象牙を削ったものに換えた。
画像
 わざわざこのためにノギスも購入し、厚さや各部の高さ・2弦と6弦がのる部分の位置などを計測した。
 削っているとあの独特の臭いがした。以前、北海道土産に買ったシカの角のペーパーナイフを削ったときも似たような臭いがしたが、象牙のほうがもっと鼻についたし、より硬かった。
 苦労して削った分、つやもよく、その出来には自分ながらある程度満足した。

 また、つづく・・・。
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
確かにD−28より和製フォークの音がしますよね?!(笑い)
kashin
2012/02/04 10:01
Kashinさん、ありがとうございます。

とんがらずにバランスのとれたしっとりと落ち着いた音が心地よい感じがします。それが、叙情的なフォークにあっていたのでしょうね。

“カレーライス”のエンケンさんは、D-35なのに、その後、ちょっと違う世界に入ってましたけどね。(-_-;)
Pinebridge
2012/02/04 13:10
ギターの音の方にコメントしようと思ったのですが
コメント欄がなかったのでこちらの方に(^-^)

マーチンも最近のものは、何故かこんな音?と
思うことが多いです。

でも、プロのメンテナスを受けると音は
劇的に変わりますよね。

もともと誰がどんな目的で弾くかは
マーチンの方ではわからないでしょうから
無難なセッティングになっているのでしょうね
マーチンだけに限らずなのでしょうけれど。

35は音のバランスが良いので、
鳴ってくれるといいですね。

日記を拝見していると
マーチン1本欲しくなります(笑
ササン
2012/02/07 17:20
ササンさん、コメント欄がなくてごめんなさい。

確認してみたら「ギターの音」には確かにコメント欄がありませんでした。ウエリブログが編集できるスマートフォンの専用アプリを使って、メモや訂正をしたのが原因のようです。以後、気をつけます。

もう「マーチンのD-35」というだけで、あんな音、こんな音とイメージをふくらませすぎていたのでしょう。

でも、この頃もっていたイメージとはまた違いますが、やさしく響くというか、安心できる音になってきたような気がします。
Pinebridge
2012/02/07 17:47

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