Pinebridge-Guitar-Memo

アクセスカウンタ

help RSS 楽器店はしご備忘録2

<<   作成日時 : 2012/02/14 22:12   >>

トラックバック 0 / コメント 4

《月曜日》
●渋谷
 「クロサワ楽器G-CLUB SHIBUYA」
 開店を待って店内へ、7FがGibson 、8FがMartin のフロア。迷わず、最初から8Fへ。
画像 OMが見たくてというと、いいものがありますよと、なんと2月になって入ったばかりだというOM-28Marquisを壁から下ろして見せてくれた。
 下手なのでといったが、かまいません気になさらずどうぞと進められ、最初、他に客がいなかったこともあり、試奏しながら、スタッフの金正さんという方としばらく話をした。
 トップは、きれいな木目のそろったアディロンダックスプルース。
 サイド・バックはきれいなローズ、ネックは、マット塗装のVシェイプだったが本当にきれいなマホガニー。
 ペグはシルバーだがつや消しのオープンバックギヤ、指板・ブリッジはエボニー、サドルはロングサドル、ヘリンボーンと贅沢だが非常にシンプルにまとまった楽器。
 それでいて、音は、軽く弾けば軽いなりにきれいに響き、強く弾けば音が飛びだしてくる。しかも安心できる自分の好きな音のギターだった。解放弦を正面から見ながら少しはじくと、特に5弦が、そして3弦もよく響くのに驚く。
 金正さん自身が、ギターへの思いを強くもっておられる方で、もちろん知識も豊富だが、ギターを弾くこと自体への思いが真摯でよく伝わってきた。
 比較に、他に2台くらいのギターを弾いてみたが、あのMarquisの音はやはり一番よかった。

 今回の東京は、主目的はギターと違うところにあり、しかもそちらへの出費がかなりになることが最初から予想されている。
 しかし、あのギターに実際に触れ、試奏し、金正さんの話を聞いていると、気持ちがぐらぐらと揺れる。そんな思いで店を後にした。もうとっくに午後になっていた。

 「ハートマンズギター」
 渋谷に来たのでいってみた。ワンフロアの壁と床にギターがぎっしり並んでいた。
 ピックでずっと試奏している人がいたので、眺めるだけにした。
 壁の一番高いところに、なんとOM-28 Golden Eraがかかっていた。当然7桁の価格がついていた。
 Marquisの方が現実的な価格。(Marquisの価格を現実的といってしまっている自分も恐いが・・・)

●御茶ノ水
 「Dr.Sound」
画像 昨日とは違い、客も極端に少なかった。
 昨日OMのことで少しだけ話を聞いた若い堀米さんというスタッフが、自分を覚えていて、何か弾いてみますかと対応してくれた。
 午前中、渋谷でMarquisを見たことを話したら、うちにもありますと入り口に近い壁から下ろしてきた。(昨日は、不覚にも気付かなかったのかな?)
 確かに、OM-28Marquisだった。
 こちらのトップのアディロンダックは、両サイドの木目がやや広く、中心部は細く詰まった感じになっている。彼は、こういう木目の方がいろんな音が出るという。
 もちろん材は一緒だが、いろいろな部分に使われている木目の美しさは渋谷のものの方がよりいいと思った。(バック上部ののローズの木目が少し変わっている)
 音は、もちろん気持ちよく出るギターであった。
 ところが、こちらは人手に渡った訳ではないが、2010年のもので中古の扱い(サイドに小さな打痕あり)ということから、なんと渋谷のものより10万円安い価格設定になっている。

 そんなことをしていたら、本来の目的の方の時間が迫り、店を後にする。


 どちらももうちょっと店に残っていてほしいと思いながら、2台のMartin OM-28Marquisのことを書いてしまったから、すぐ誰かに買われてしまうのではないかと、ちょっと複雑な心境でいる。
 もちろん、あのギターなら、こんなブログに書こうが書くまいが、好きな人なら見付けたらすぐ買ってしまうでしょうけど。

あんなギターがもてたら、本当にいいだろうなあ・・・
 OM-28 Marquisを弾いてしまうと、スケールが長く、テンションのある弦から響くしっかりした中音域の音。繊細に響く高音域。結構腰のある低音域。OMはMarquisになると、ある意味もう完成された形のギターであると改めて思ってしまわせるギターである。OM-42のアバロンのきらびやかさもいらないと感じさせる魅力をもっている。




 
にほんブログ村 音楽ブログ アコギへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ

テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
楽しく読まさせていただきました!
ギター屋に入って買わずに帰る勇気に感服しました〜?!(笑い)
誘惑に弱い私はお店に行かないようにしています?!(笑い)
kashin
2012/02/15 08:38
楽器店の誘惑はトリモチにくっついたような
気分になってついつい^^

なかなか抜け出せないですよね
特に現実味のある価格、心に響くサウンド
とくればなおさらです!

最近マーチンも楽器店で弾く機会が
増えたのですが、やっぱり良いですね。

今度はぜひマーキス→ゴルデンエラ→
オーセンティックと弾いてみてください。

先日三木さんでD-28のオーセンティックを
弾いた時には罠にはまりそうになりました。
あの30年代のサウンドに(^^ゞ

ギターの旅は果てしなく続きますね(^-^)
ササン
2012/02/15 10:34
Kashinさんの言うとおりです。

ギター復活組の下手の横好きということで、面の皮は二重にし、心臓にも毛生え薬をつけて、意を決して行くのです。でも、それができるのは、東京の楽器屋さんだからで、自分も、地元に1軒しかないところではできません。
Pinebridge
2012/02/15 20:00
ササンさん、実は、今回はしごした楽器店の中で、黒沢楽器日本総本店にはすごいギターが・・・。

一つは、1937年の再現D-28 Authentic 1937(定価\5,250,000、販売価格\ASK)の中古で、もう一つは、Martin Museumにある1941年を再現したAuthentic Series D-28 Museum Edition 1941(定価\1,848,000、販売価格\1,386,000)の新品です。

 でも、これらは、完全に自分とは違う世界のものだと思っています。現実に弾いてみる楽器という認識にはとても至りません。

OM-28 Marquisは、定価は70万円以上ですが、今回、渋谷の新品は\492,450、御茶ノ水の中古は¥398,000でした。これでも、現実的かどうかは、人によって違うでしょう。

Golden Eraのように、サイド・バックのハカランダはいいに決まっているでしょうが、トップがアディロンダックになるともう音が違う気がします。

そういう意味では、今回見たかったギターで、1933年のOM-28を百瀬氏に実際に見てもらってつくったというHeadway OM-28 CTMMADAGASCAR(\462,000)も、実際に音を聞いてみたかったのです。トップは、アディロンダックと同等のレッドスプルース。サイド・バックはハカランダに近いマダガスカルローズです。

いずれにしても、そういうギターを生かせる肝心の腕をもってはいないのですが・・・・。
Pinebridge
2012/02/15 20:29

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
楽器店はしご備忘録2 Pinebridge-Guitar-Memo/BIGLOBEウェブリブログ