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zoom RSS “13フレットのオルゴール” 13カポができない!!

<<   作成日時 : 2012/09/17 10:56   >>

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 ギターをみなケースにしまって部屋をかえて以来、しばらくはサイレントギターだけになり、子どもたちがまた東京に戻ってからもドレッドを1台出したものの、窓を開け放っているので、もっぱらサイレントギターで、弾くのは歌のない歌伴(?)やフラットピッキングばかりになっていた。

 ほぼ1か月ぶりにSanta CruzのOMもケースから出してみた。
 さて何を弾こうかなと思ったら、突然、西村歩さんの曲がいいなと思い、TAB譜のフォルダの中から、西村歩さんの『emotion』のTAB譜を開いてみた。
画像

 チューニングは、CGDGBD。

 まずは、西村さんを知るきっかけとなった“また逢えるその日まで”
 (もともとは、よっさん@アコギさんが弾いている動画をYouTubeで見たこと、いきさつは以前のブログ参照)

 ああ、やっぱりボディのなる柔らかい響きはいいなあ。
 サイレントは、練習にはなるが、ヘッドフォンや外部アンプを使わないと音自体は楽しめない。特に、押さえ方のニュアンスみたいなものは表現できない。
 逆に、本物のアコギだと、一つ一つの音の強弱やスライドの動かし方の速さなどのニュアンスが気になって、同じところを何度も弾いてみるので、最後までなかなかたどり着かない。(ちゃんと弾けないのでこんなことになるのでしょうが・・・(>_<))


 気分をかえて、同じチューニングの“13フレットのオルゴール”を弾いてみる。
 自分は、これを9カポで弾いている。なぜって、カッタウェイのギターを持っていないのだ。
 練習にはなるが、あの13カポの音はしない。

 半音上げチューニングで12カポにすると、同じ高さの音になるのだが、弾くのは大変。
 指板を押さえる関係から、ギターを胸に抱き、ほぼ顔の下でボディ上の指板を押さえることになる。これでは、それでなくてもうまく弾けないのに、うまく演奏できるわけがない。
 ただし、音は、いい音がする。9カポでは味わえない音が。
 この音が聞きたくて、無理にまたやってみた。やっぱりいい音に感じるんだなあ、これが。

 ソロギターが好きなのに、カッタウェイをもっていないことが致命的といえるが、ふだんは、そんなに高いフレットばかりを弾くこともないので、サイレントギターで間に合わせている。
 というより、カッタウェイを手に入れるとなったら、それはそれで大変だと思っている。
 自分の腕はすっかり棚に上げて、せっかくカッタウェイを買うならいいものをと思ってしまうからだ。
 やすいものはいいと思えないし、いいなあと思うものは現状で買える値段ではないだろう。

 ところで、サイレントギターは、カッタウェイの形状をしてるが(もともとボディがない)、13フレットにカポはできない。
 ネック元の形状がそれを許さない。
画像
(左がSanta Cruz OM、右がYAMAHAのサイレントギターSLG-100S)

 また、普通のカッタウェイのギターもおそらく13カポはできないだろう。

 実は、西村歩さんが使っているSUGITA KENJI のネックは独特の形状をしているから13カポができるのだ。
画像
画像
(ここが13フレット、このネックだから可能) 


 ヒールレスネックジョイントという言葉が、SUGITA KENJI Acoustic Guitarsの説明に見えている。現在、Carrera SeriesとDolphin Seriesの2タイプを展開中のようだが、西村さんのは、Carrera OM Custom。

 普通のネックジョイントではこういう形状にはできないだろうと思う。
 逆の言い方をすると、このギターがあるから“13フレットのオルゴール”という曲ができたのだろうと思う。

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
13フレットのオルゴール 
本当にオルゴールのような音色ですよね

なんだか癒されます

でも、おっしゃるように13Fにカポが出来るギター
割合と少ないみたいですね。
ヒールの部分の形状が薄いのでないと

古谷さんのも何とか13Fにカポができますし
今注目の藤井圭介さんのもOKですね

機会がありましたら、弾いてみて下さい
お二人とも素敵なギターを作られると思います。
カッタウェイGETの折には選択肢のおひとつにいかがでしょう?(^O^)
ササン
2012/09/17 11:32
〉ササンさん
驚きました。
ブログを書いていたら、出かけていた妻から向かえに来てほしいと電話が入り、ひろって、ついでに開店したてのスタバに入り、待ち時間にスマホでブログの修正をしていたところに、ササンさんからのコメントが入ったからです。

ササンさんのギター、いよいよ完成間近で、楽しみですね。いつも工程写真を見て、よだれを垂らしています。

スタバでコメントの返信を書き始め、つき合わされて、3か所目の店の駐車場で、コメント書き終わりです。
Pinebridge
2012/09/17 12:09
美しい曲ですね〜!!!
よくこんなに澄んだ音が出るもんですね〜・・・?!
恐れ入りました〜!!!
kashin
2012/09/17 18:39
>Kashinさん
西村さんは、今月で34歳になったばかりの方ですが、情感あふれる楽曲を作られる方だと思っています。

音数も多くなく、運指もこんなの無理というものがないのですが、それこそ情感の込め方が豊かなので、同じように表現するのは難しいです。

それでも、たどたどしいながら旋律になって聞こえるようになると、うれしくなって、こういう世界にもはまっていくのです。
Pinebridge
2012/09/17 19:13
13カポ!

世界新記録でしょうね。
ぼくが知っている最高記録は、11カポでした。
アート・ガーファンクルが2001年に来日公演をしたとき、ギタリストのエリック・ワイズバーグがやっていました。曲はビートルズの"I Will"。キーはFなので、11カポでGフォームでした。あれ以上は無理だと思っていましたが、13カポがあったとは驚きです。
イッシー&バッシー
2012/09/18 14:07
あともう一つ、ありました。
赤い鳥が昔、八戸市民会館でコンサートをしたことがありましたが、これを見た友人の話によると、「竹田の子守唄」のときやはり11カポだったそうです。
イッシー&バッシー
2012/09/18 14:15
>イッシー&バッシーさん
13fカポってすごいですよね。またきれいな音で弾くんだなあ、この人は。

高フレットでの演奏は、きらきらとした独特の響きがあり不思議な感じがしたのは、7fカポのS&Gの“Scarborough Fair”、The Beatlesの“Here comes the sun”、Eaglesの“Hotel California”でした。

ただ世界新記録ではないと思います。
昔とんでもないブルースマンがいました。
Albert Collinsという人で、7fでは普通のカポですが、12fには何かを巻き付けて、演奏する映像を見たことがあります。テレキャスのストラップを右肩にかけ、ピックでなく指で弾き、しかもこのカポでチョーキングするという超人です。
この人が13fカポでも演奏したということです。

演奏する曲のジャンルは全く別ですが、世界タイ記録だと思います。(^_^)

ところで、昨日のWOWOWのPaulのドキュメンタリーとライヴよかったですね。
PaulがOM-42PSを弾きながら歌っているステージ向かって右側に、やはりOM-42に見えるギターがスタンドに立てかけてあるのがとても気になりました。


Pinebrifge
2012/09/18 19:15
小生もWOWOW観ました。特に後半のライブは初見でしたので、たいへん興味深かったです。

ポール・サイモンは、メインギターは必ず同型2本を持つことにしているようです。ギルドF-30の時代も、2本ありました。きっとプロの心得なんでしょうね。トラブルに備えたリスク・ヘッジだと思います。

何やら豪華な12弦ギターもありました。それには、これまた豪華なゴールドのSHUBBカポが付けてありましたね。
イッシー&バッシー
2012/09/19 17:04
>イッシー&バッシーさん
やはりそうなんですね。1ステージに同じギターを3本用意していたという話も聞いたことがあります。
忠英さんのように、それぞれチューニングをかえているのでなく、トラブルに備えてのものなんですね。

12弦ギターというと、最初始まるときにOM42-PSを持ちながら、振り返って1曲目が始まったとき持っていたJames Olsonの12弦でしょうか。(あのカット割りは、詐欺で訴えられてもしょうがない番組演出構成でしたね。)きれいなギター本体に目がいって、カポは見てませんでした。(>_<)
Pinebridge
2012/09/19 17:59

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