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zoom RSS 小松原俊さんのソロ・ライヴ

<<   作成日時 : 2012/11/18 22:20   >>

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 小松原俊さんのソロ・ライヴ、聴いてきました。
 小松原といえば「くじら」、「くじら」といえば小松原さんという、あの小松原俊さんです。

 場所は、東京・三軒茶屋近くの『ラジヲデイズ』というお店。
 初めての店なので不安もあり、少し早めに移動し、最終的には、世田谷線若林駅で降りて5・6分歩いた。

 階段を下りた地下1階に、レストランと並んで『ラジヲデイズ』があった。
 開場よりも早い時間に着いたが、中に入れてくれた。
 あまり広くない店内のフロアに椅子が並べてあり、脇はもともとのシートにテーブルという感じで、既に何人か座っていた。最前列4席のうちの真ん中左側の席にいた女性が、なぜか脇のシートに移動したので、そこに座った。

 ギターの演奏を見るなら最適のポジションで、ラッキーだった。(可能なら自分がいつも座りたい席である。)

 左の壁にはー面にNSPのアルバムジャケットが横6枚、たて3段の計18枚、それにやや前に1枚掲示されており、お店の方が相当なNSPのファンなのかなあ。
 そういえば、小松原さんもMCで天野さんとの話をしたり、NSPの曲を遊びでちょっとだけ弾いたりしていたから、何かしらNSPとの関係のある店なのだろうと思う。

 右の壁には、かぐや姫のアルバムジャケットが7枚掲示されていた。

 今回は使用しなかったが、ステージ上の両脇には、それぞれドラムセット、キーボードがあったし、カウンタ―のところには、ヤマハのギター2本とベース1本がすぐとれる状態で置いてあった。
 この店のHPのプロフィールには、「当店はフォークソングやニューミージックを中心に、お客様が自由にステージ上で演奏できます。」というようなことが書いてあった。

 そして、ステージ中央に、Ervin Somogyi SK(小松原俊)モデルであるカッタウェイのギターと椅子、PA等が置かれていた。

 開演まで1時間以上あったが、いろいろ見ているうちに時間が過ぎ、苦にはならなかった。
画像

 そうこうしているうちに小松原さんの登場。

 思っていた以上に痩せていて、手足も長く、例によって足台は使わずに、足を組んでギターを構えるスタル、これが実に安定し決まっている。
 ギターを構えて座ると、思った以上に近くてどきどきし、顔をまじまじと見ることもできずに、演奏の手元ばかりを見ていた。
 指も細くて長く、速くて正確な指板の押さえ方を見ていると美しくてため息が出そうなほど。

 演奏した曲は以下の通り

1.Green Grass Wave
2.First Shoes
3.Jet Rag
4.橋のない川のほとりに
5.Camel
6.あじさいのころ
7.ステッセルのピアノ
く休憩〉
8.Voyager
9.お釈迦様の花供御
10.○○○○(Passion?)
11.ジビエを食べながら
12.○○○○(Hiroshige)
13.Fragile
14.Mother And Father
15.雲の隙間から
16.くじら
くアンコール>
17.Love Song

 真剣に静かに聴いている雰囲気を和らげようと、いろいろな話をはさみながらの演奏。

 “First Shoes”では、天野滋さんと関わったこと、この曲がCMに使われたことで何年かでウン百万円のお金がという話。

 “Jet Rag”は、とてもテンポが速い曲。
 ギターを弾かれる方のためにと、こんな話をした。
 曲を練習するとき、まだちゃんとできていないのに急ぐと、ミスをすることになる。そして、同じところで同じミスをすると、その間違いを体や指が覚えてしまって、やはり本番でも同じところでミスをしてしまうことになる。だから、正確にゆっくり弾くことが大事だと。

 これをメモしていたら、まさか新聞記者ではないですよね小松原さんにいじられてしまった。
 目の前で、メモしていたので気になったのでしょう。

 これ以降は、おおっぴらにメモするのも気が引けてしまった。

 途中でリズムが変化する“あじさいのころ”。

 韓国では、今、ソロギのブームがあり、小松原さんも知られているという。(韓国で有名な人が、小松原さんの曲で勉強したということで) ヨン様を担当していた人が、小松原さんの韓国でのマネジメントをしているとのこと。

 日本以外の国でも一番受けがいいという“Voyager ”。
 最近は、この曲を弾くと押尾コータローさんみたいですごいですねといわれると笑っていた。
 一時期、押尾さんにギターを教えていたこともあり、そのとき既に、この曲は弾いていたんだけどねといっていた。

 ギターは打楽器じゃなないんだからあまりたたかない方がいいんだけどねといいながら、押尾さんがギターを割った話もしていた。それも押尾さんの持っているギターではなく、弾いてみてくださいといわれたギターで、しかも割ってしまったそのギターは、Somogyiだったということだった。Somogyiを割ってしまうなんて!!

 10曲目の曲は、タイトルをいわなかったのだが、とてもいい曲で弾いてみたいと思った曲。(“Passion”だったと思うのだけど)
 
 “ジビエを食べながら”は、宇崎竜童さんがタイトルをつけてくれた曲。

 12曲目もタイトルをいわなかったが、外国のギタリストにほめられた曲で、日本的な旋律と独特のリズムで、音符に書けない音の感じが好きだと小松原さんはここでけっこうこだわって話していた。

 “Fragile”は、9.11からイメージしてつくったという曲。壊れやすい、もろいという意味なのかなあ。

 “Mother And Father”では、この曲に関して「イップス状態」なのだと話していた。
 ゴルフで、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のことをいうのだが、この曲が、ちゃんと弾けなくなっているのだという。
 小松原さんの母親が現在闘病中であることなども話し、技術的なことではなくて、精神的に途中でミスしてしまっているという。
 この日は、最後までミスなしに弾くことができて、本人もほっとしたという、少し安心した。

 “雲の隙間から”、トイザらスのCMに使われているという。

 ここで、ギターの値段の話。
 高いギターがいいというわけではない。一つの目安として20万を超えればある程度いいギターではあり、20万から60万までのギターはそれほど差がないという。メーカー製か手工かのちがいなどで値段に差が出てくるのだという。100万を超えたギターは、また違った世界のギターであるともいっていた。

 “くじら”、やっぱりいい。本人の生の演奏を聴くと、CDともYouTubeとも違う曲の印象を受けた。細かいところなど、自分の演奏は、曲の解釈が少し違っていたと思った。練習しなければ・・・。

 アンコール後の“Love Song”もよかった。

 サウンドホールにはさんだピックアップで拾った音で、せっかくのSomogyiの生の音を聞けなかったのが唯一残念だったが、いろいろな演奏が生で目の前で見られたことには大満足であった。


 終了後、やはり一番前の席で、真ん中の通路をはさんで右に座っていた若者と話をした。若いこともありMCのために小松原さんに相当いじられていたけれど、話してみたら、やはり、ソロギ、インストが好きで聞きに来たのだという。曲情報を教えてもらうためにメルアドの交換もした。

 帰る前に、店の前でたばこを吸っていた小松原さんに二人とも握手をしてもらい、話しながら歩いた。

 神奈川県の出身だというので、この日の昼過ぎに南沢大介さんのライヴがあったはずだよねというと、なんとそのライヴを聴いてから、ここに来たのだという。そして、さらに、18日(日)の自分が新幹線の最終時間や次の日の勤務を考えてあきらめたケルティック・フィンガーピッキングのTony McManus氏と打田十紀夫さんのライヴにも行くのだという。
 この世界をこんなに好きな人っているんだなあとうれしくなった。

 二人で夢中になって話していたら、若林駅を通り過ぎてしまい、次の駅で電車に乗った。

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
やっぱマニアってマニアックだね〜!
kashin
2012/11/19 12:40
>Kashinさん
自分は、あちらこちらに興味が移るのでそれほどのマニアとは思っていませんが(自分が思っているだけだったりして(^^;))、フィンガーピッキングのインスト、ソロギターにとても関心をもち、実際によく聞き歩いている若者でした。

でも、ちゃらちゃらしたところのないまじめそうないい若者でしたよ。だからマニアなのか・・・(^o^)
Pinebridge
2012/11/19 19:16
ライブの素敵な雰囲気が手に取るように伝わってきました。
やはりライブでしか味わえないあの独特の五感で感じる
何かがありますよね。

会場は東京だったのですね、お仕事で来られていたのしょうか?
いつかお会いできたらなぁと思っております。
ササン
2012/11/20 11:11
>ササンさん
今回の東京は、二人の子どものそれぞれの様子を見ることがメインでしたね。

小松原さんは青森方面にはライヴ予定がありませんから、ちょうどこの機会にと思って聴いてきました。
Pinebridge
2012/11/20 19:47
こんばんは
小松原俊さん、今週末は岩手ライブなんですねー。
明日は、盛岡でのライブですって!
なんと羨ましい。。。
予定を組んでないのと、スタート時間が遅いので、
諦める以外ございませんが・・・
娘の進路は、私も楽しめるよう、近い近い盛岡辺にして貰いたいと説に思うこの頃です^^;
有名アーティストと関わりのある、関わった方々へのライ
々が登場されるので、とっても本物に触れるチャンス
貴重ですよねー
無事退職された現在、
けんけん
2014/07/13 00:23
入力が半端のまま投稿してしまいました@@
申し訳ありません・・・
以後、気を付けます。
けんけん
2014/07/13 00:27
>けんけんさん
 小松原さんが盛岡に来るのは知りませんでした。
 東北3か所のうち、岩手県が2か所だったんですね。
 今回は無理ですが、考えてみれば、盛岡は、県内の青森・弘前よりはやく行けるんですね。
Pinebridge
2014/07/13 06:06

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