Pinebridge-Guitar-Memo

アクセスカウンタ

zoom RSS 貸切の S&G NY LIVE

<<   作成日時 : 2014/07/08 23:50   >>

トラックバック 0 / コメント 10

 今夜は、『Simon & Garfunkel セントラルパーク・コンサート』の映画を観てきた。

 7月5日(土)からTOHOシネマで上映されていたが、上映は1日1回、18:55〜20:30と妻を迎える主夫(?)としては、難しい時間帯でなかなか行けなかったのだ。

 今日は、その妻は夜の会合があり、いったん帰宅した彼女を会合場所まで送り、そのまま映画館にということになったのだ。

 この映画は、ニューヨークが1664年に当時の「ニューアムステルダム」から現在の「ニューヨーク」へ改められたことから350周年を記念して、同地で行われたビッグアーティストの伝説的ライブを映像化した4作品を映画館で上映する「NY ANNIVERSARY LIVE!」のシリーズで、Paul McCartney、Billy Joel に続く第3弾である。(ちなみに、第4弾はBon Jovi で7月12日から)
画像

 このコンサートは、1981年に、70年以降休止状態だった S&G が11年ぶりに再結成し、セントラルパークに53万人を集めたといわれる、あのコンサートである。
画像


 若いとき、レコードの中でも一番大きなLP盤というものを自分で初めて買ったのが、このS&Gだったと記憶している。アコースティックギターの響きやハーモニーが心地よく、新鮮な感覚がして、もう夢中になって聴いたものである。
画像

 親に買ってもらったクラシックギターではなく、大学に入り、いわゆるフォークギターのYAMAHA FG-200を自分で買ったとき、ろくにまだ弾けもしないのに、このS&Gが弾いてみたくて、耳コピしたり(ほとんどできませんでしたが)、ギター雑誌のコードを頼りにして、挑戦したものです。
 シンプルなギターの前奏だけでも、レコードと同じように(いま考えたらとても同じではなかったと思うのですが(^_^))弾けたときは、狂喜したものです。



 このコンサートは、既にビデオにもなっているし、ここで歌われた21曲は、演奏順の番号付きでYoutubeでも見ることはできる(実は、全部丸ごとupされているとんでもないものまである)が、映画の劇場での映像と音響による臨場感はまた違ったものであった。

 それに、なんと!! 広い映画館に観客は、自分一人だったのです!!!

 映画のチケット代が2000円もするし、平日でもあり、しかもこの時間帯だからそれほど観客は多くないだろうとは予想していたが、まさか一人とは・・・。
画像
 画面の中にはものすごい数の人、人、人・・・。そしてこちらは、一人。

 それでも、画面の下に英語の歌詞が表示されるので、一人カラオケ状態でもありました。(他に誰もいないとはいえ、周りを何度も確かめながら、小さい声でしたが。『アナと雪の女王』のようにみんなが歌うのとは訳が違います。)

 大きく映し出されるので、細部のあちらこちら( Paul のギターやその弾き方、Art の髪の生え際(^_^;))に目を配りながら堪能しました。

 演奏曲目は、以下の通り。

1..Mrs. Robinson(ミセス・ロビンソン)
2..Homeward Bound(早く家へ帰りたい)
3..America(アメリカ)
4..Me And Julio Down By The School Yard(僕とフリオと校庭で)
5..Scarborough Fair(スカボロー・フェア)
6..April Come She Will(4月になれば彼女は)
7..Wake Up Little Susie(リトル・スージー)
8..Still Crazy After All These Years(時の流れに)
9..American Tune(アメリカの歌)
10..Late In The Evening(追憶の夜)
11..Slip Slidin' Away(スリップ・スライディン・アウェイ)
12..A Heart In New York(ハート・イン・ニューヨーク)
13..The Late Great Johnny Ace(ザ・レイト・グレイト・ジョニー・エース)
14..Kodachrome / Maybellene(僕のコダクローム/メイベリン)
15..Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)
16..50 Ways To Leave Your Lover(恋人と別れる50の方法)
17..The Boxer(ボクサー)
18..Old Friends/Bookends(旧友/ブックエンド)
19..The 59th Street Bridge Song (Feelin'Groovy)
   (59番街橋の歌(フィーリン・グルーヴィー))
20..The Sound Of Silence(サウンド・オブ・サイレンス)
21..Late In The Evening(追憶の夜)

 Paul は、親指にサムピックをつけ人差し指にフィンガ―ピックで2フィンガー、何もつけずにアルペジオ、ピックでストローク、サムピックでストロークといろいろな弾き方をしていましたが、一つあれっと思ったことが・・・。

 それは、今日、自分のブログで森山良子さんのギターについてもらったコメントにギターの傷のことがありました。
 前から、彼女のギターMartin 00-45Sのサウンドホール近くの指板の上下に激しい弾き傷があることが気になっていたのです。
画像
 彼女は、親指にサムピックをつけてフィンガーピッキングが基本の弾き方。そしてときにはサムピックでストローク。しかし、彼女の弾く位置は前述の弾き傷のあるところではないのです。

 今日の映像で、Paul が最初からピックでストロークするとき(このときも一部問題の箇所でストロークするときはあるが)と違って、サムピックで静かにピッキングしていて途中からストロークするとき(例えば“♪50 Ways To Leave Your Lover”など)、それまで弾いていた箇所ではなく、まさに、彼女のギターの弾き傷と同じ箇所でストロークしていたのです。
 静かにダウンストロークするときはサウンドホールのあたりなのに、テンポが速く上下にストロークするときはサウンドホールに近い指板のところで弾いていたのです。
画像
この写真は、“♪50 Ways To Leave Your Lover”を演奏している動画から、その箇所を切り取りました。 

 Paulの黒いOVATION 1719 Custom Legendには弾き傷はなかったのですが、もしかしたら、森山良子さんも同じような弾き方をしているのではと思ったのです。そうではないかもしれませんが、あくまでもしかしたら・・・ということで。

にほんブログ村 音楽ブログ アコギへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
1967年のライブ盤を持っています。
喧嘩したり、仲良くなったり・・・
忙しい二人ですね?!(笑い)
kashin
URL
2014/07/09 06:49
>Kashinさん
 本当にそうですね。

 実は、これが最後といわれた2009年7月の東京ドーム講演、妻から見ないと後悔するんじゃないのとすすめられ、見に行ってました。内野席の後ろは、ステージから一番遠く、豆粒のような2人を見てきていたのですが、今回、映像とはいえ、あれほど大きく、そして、何より若い2人の、しかもあの当時のアレンジの歌が聴けてよかったです。
Pinebridge
2014/07/09 07:17
S&Gも私の青春の一ページを飾る大事なアーティストさんです
映画館貸切だったのですね、ひとりじっくり楽しめるのもいいですが
多くの人と感動を分かち合えるのもいいので満員の映画館でみるのも
いいかもしれないかな などと思ったり^^

そして弾き傷のこと、たしかにおっしゃる通りかもしれませんね
こうしてあれこれ考えるのがとても楽しく思いました。
ササン
2014/07/09 10:45
>ササンさん
 今、久しぶりのギター教室から帰ってきたところでした。

 ササンさんのおっしゃる通り、画面に入り込んで見ていて、ふと我にかえると、暗闇の空間にたった一人というのはとても奇妙な感覚でした。

 何十年も愛用しているギターには、その人の歴史が刻まれていますからね。最初に自分で買ったギターは、当時、一つ一つの傷がいつどんなふうにしてついたのか覚えていましたからね。(^^;)
Pinebridge
2014/07/09 12:20
鋭いご着眼に敬服です。

ポールがサムピックでストロークするときは、指板のハイポジションあたりを「撫で」ます。実技を体験すると良くわかります。この辺は弦長の40/100あたりとなり、テンションが緩めになります。したがって軽い力で弾くことが出来ます。特にサムピック弾きでは、高いテンションだとそれに負けてピックを吹き飛ばされてしまうことがあります。その点40/100テンションなら安心です。
ブリッジ寄り(弦長15/100)になると、テンションがキツいですね。ここで弾くと、張りがある素晴しい音で鳴りますが、ピックが負けてしまうことがあります。

なお、緩テンションでのストロークは、低音部が団子になりやすいので、軽めに高音中心に「撫でる」のがコツです。

ポール初期のD-18には、指板ハイポジション部に、強烈なストローク痕が残されていました。
イッシー&バッシー
2014/07/09 15:49
>イッシー&バッシーさん
 コメントありがとうございます!

 かつて『東北のPaul Simon』と呼ばれ、現在も『二代目 S&G 会議室』の主要メンバーであるイッシー&バッシーさんの分析、なるほどその通りだなあと納得いたします。

 自分はサムピックは、鼈甲や普通のタイプだと、書かれているようにはずれたり開いてしまって緩くなってしまうため、打田十紀夫さんのTABサムピックを使うことが多いです。
 構造と材質の工夫により、柔らかいのにしっかりしていて、これはどこを弾いてもはずれませんし、これでフラットピッキングも平気なため、逆に、コメントに書かれたような、はじかれて返ってくるニュアンスをあまり
意識しなくなっていたと思います。

 普通のタイプのものとTAB式のもので、少し弾き比べて見ましたが、これはその通りだと納得しました。ありがとうございます!!(^_^)v
Pinebridge
2014/07/09 16:23
昨日ラジオで映画館の全席を買った人の話をしてましたが、それと同じ事が出来たんですね。
面白いけど映画館の経営は大丈夫なのかな?
家に大きなテレビがあれば映画館が廃れるのかな…寂しいですね。
青井草
2014/07/09 19:48
>青井草さん
 この映画のエンディングが流れているとき、廊下側が騒がしいと思っていましたが、廊下に出ると、ほぼ女性で埋め尽くされていました。『マレフィセント』を見終わった人たちの列だったのですが、あまりの違いに複雑な気持ちになりました。
Pinebridge
2014/07/09 19:55
行ってこられたんですね!

入りが気になっておりましたが、貸し切りだったとは、少し寂しい気がします。

栄華上映中ということで、一昨日、小生も家でDVDを引っ張り出して観ました。

何回観ても素晴らしいコンサートで、その都度感動させられます。

今年はアーティーが来日するようですね。



takaboh
2014/07/10 12:57
>takabohさん
 このNY LIVEシリーズは、S&Gだけが上映期間一週間だけと短くなっています。見られてよかったです。

 Art Garfunkel の講演は、12月に名古屋、大阪、広島、金沢、東京で6公演みたいですね。声帯よくなったんですね。
Pinebridge
2014/07/10 13:21

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
貸切の S&G NY LIVE Pinebridge-Guitar-Memo/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる