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zoom RSS アンクロンの修理とチューニング

<<   作成日時 : 2014/10/22 08:42   >>

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 妻は勤務先の子どもたちにインドネシアの民族楽器アンクロン(アンクルン)を教えている。

 アンクロン自体は以前から知ってはいたが、この子どもたちの実際の演奏を直接聴いたのは、今年の6月、吉川忠英さんがきてミニコンサートを開いてくれたときだ。
 子どもたちはお礼の意味で、一人で1音ずつのアンクロンをもち、“♪ふるさと”を演奏することになっていた。
 忠英さんは、子どもたちの音を聴いて、最初からギターで一緒に演奏した。そして忠英さんはこれがいたく気に入って一緒に3回ほど歌いながら演奏を繰り返した。

 そのアンクロンだが、竹製なので、割れるといい音がしなくなる。
 妻が、割れたアンクロンを持ち帰ってきて修理してくれという。

 クランプで締め付けながら接着剤を流し込んで固定したが、中はしっかり閉じていても外側には割れが見える所もあり、竹を薄く削ったものを割れが開いた箇所に詰めて接着剤で固定した。

 削った竹を埋め込んでいない箇所は割れの線が見えるものの、クランプを外して音を聴いてみると、修理前のガタガタという鈍い音ではなく、カランカランといい音がするのでよしとした。

 また、今度の曲にはC♯の音が必要で、今あるアンクロンにはこの音がないので、以前のように音の調整をしてほしいと頼まれた。

 以前も、ある高さの音を出すアンクロンがないといって、持ち帰ったことがあったが、そのときは、その高さのアンクロンだけでなく、他のアンクロンも音の高さが狂っていて、かなり調整した覚えがある。

 アンクロンは、一つの音が2本の竹のセットでできている。
 小さい竹と大きな竹はちょうど1オクターブ違いの同じ音で、このユニットをカタカタと揺らすことで、1オクターブ違いの高さの音が同時に出るようになっている。
画像
 Cと指定されたアンクロンを3つ持ち帰ってきたが、チューナー(ギター用に購入したチューナーでも音の高さを見ることができる)で確認してみると、どれも大小の竹で音が違っていたり、中にはC♯より高い音の出るものまであった。
画像

 アンクロンは、下の写真のように竹の頭(黄色いところ)を削ると音が高くなり、脇(赤いところ)を削ると音が低くなる。
画像
 ただし、小さい竹の方は音が高くてチューナーも反応がいいが、大きい竹の方は、チューナーの反応が悪く、チューナーとの距離や揺らし方をいろいろ変えて見なければならず、ちょっとコツがいる。

  以前、けっこうな数のアンクロンを調整するため電動ドリルにヤスリをつけて削ったときは野外で作業したが、夜でもあり数も少ないので、これを小刀で少しずつ削って音の調整をした。

 作業は、それほど時間をかけずに調整できたが、同じC表示のアンクロンでこれほど音が狂っているなら、持ち帰っていないかなりの数のアンクロンは大丈夫なのかと心配になっている。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめて見る楽器ですが、どの部分を持って慣らすのでしょうか? 素朴な作りですがPinebridgeさんのように音の調整が出来る人が身近にいれば立派な演奏につながるのですね。参考になります。
Tommy
2014/10/22 09:35
多くの子供たちが鳴らしている姿を想像して
なんか楽しくも優しい気持ちになりました・・・
kashin
URL
2014/10/22 09:41
>Tommyさん
 アンクロンは、脇の上の部分(真ん中のときも)を持ち、反対側の脇の下の部分をつまんで揺らして音を出します。
 2個のアンクロンを持つ場合は、両方の真ん中の部分を持っているようですね。
 これを、ずらーっとマリンバの共鳴筒のように並べてぶら下げ、それを一人で演奏することもあるようです。
Pinebridge
2014/10/22 10:12
>Kashinさん
 妻の勤務先は児童数が9人で、今年で閉校することになったためその閉校式典に演奏するため練習しているようです。1年生から6年生までの子どもが1音ずつ担当して(先生も参加するのかな?)演奏するのではないかな。
Pinebridge
2014/10/22 10:16
アンクロン初めて見ました。
まだまだ知らない楽器が世界には
あるのでしょうね。

そして調整お疲れ様でした。
Pinebridgeさんがおられるので
子供たちも安心して演奏できますね。

残りの調整もきっとお願いされるのでは?
ササン
2014/10/22 15:52
>ササンさん
 青井草さんのブログで、確か7月ごろだったかなぁ、「部屋を工房らしく・・・」という記事で、マンドリンとオルゴールの後ろの壁にこの楽器をつるしてましたよねぇ。コメントを書き込んだら、青井草さんは、音がいい加減なので放置していると書いてたような記憶があります。
Pinebridge
2014/10/22 16:16
なるほど、調整できるんですね。
暇な時に音程を合わせてみます。
YOUTUBEで演奏している動画を探してみます。
もらったものなのでアンクロンと言う名前も知りませんでしたが、お陰様で演奏できるようになるかも?
青井草茂
2014/10/22 18:31
>青井草さん
 ササンさんがこの楽器初めて見たというので、勝手に青井草さんのこと書いてしまいました。
 青井草さんのは、ちょうど1音階分がそろったセットだったように記憶していますが、是非、時間のあるときに調整してみてください。
Pinebridge
2014/10/22 19:30
あはは、青井草さんのブログ見てきました。
確かに壁にぶら下がっていました。
でもそれがアンクロンという楽器だとは
まったく気が付いておりませんでした。

人は興味のある所しか見てないんですね^^
ササン
2014/10/23 10:52
>ササンさん
 人は興味のあるところしか見ていないというのはその通りですね。
 テレビなどでミュージシャンが歌っていたりすると、自分はすぐにギターの各部分や弾き方を見てしまうのですが、妻はギターよりほかのところを見ていますね。
 それでも最近は、自分がテレビを見ずに違うことをしていても、「ほらほらギター弾いてる人が映ってるよ。」と教えてくれたりするようになりました。(^_^;)
Pinebridge
2014/10/23 12:54

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