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zoom RSS 東理夫&ナッシュヴィル・フリーウェイ Grass Reunion in Hachinohe

<<   作成日時 : 2016/05/01 00:11   >>

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 今日(0時を回ったので、昨日になってしまった)は、楽しみにしていたブルーグラスの音楽会を聴きに行ってきた。

 『東理夫&ナッシュヴィル・フリーウェイ Grass Reunion in Hachinohe』と題して、地元の新聞社のホールで開催された音楽会であった。

 もともとは、八戸市内のホテルで毎年恒例のように続けられてきたカントリー・ブルーグラスの音楽会が、諸事情からここ数年は開催されなくなっていたが、今回はこういう形で復活したものという。
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 最初は、地元のブルーグラス・バンド『ザ・グラス・ピッカーズ』の演奏。

 「前座」と言わずに「ゲスト」と紹介されたことがうれしいと話していたが、いつもの感じで進行。
 ただし、ドブロギターはいつもの吉田さんではなく、二戸から木村さんという方が参加していた。
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 この中では、大好きな曲“♪Blue Moon of Kentucky”がまた聴けてよかった。 
 この曲は、もともとは3拍子の少しゆったりした曲だったが、プレスリーが拍子を変えて速いテンポで歌ってから、大元のビル・モンローのバンドでも両方の拍子で演奏するようになった曲である。(個人的には、この曲は、もともとの3拍子のままの方が好きなのだが・・・)

 次に、東理夫氏によるミニトーク『ペリーの黒船がもたらしたアメリカ音楽』

 この内容が、実に興味深かった。
 ジョン万次郎、ペリーの黒船来航から始まったお話は、後ろのスクリーンにプレゼンで映像資料や動画・音楽が紹介され、とてもわかりやすかったし、アメリカ初期のポピュラー音楽が、ヨーロッパからの移民(特にスコットランド・アイルランド)由来の音楽からスティーブン・フォスターに続くというあたりの話は、特に自分の好きな音楽分野で面白かった。

画像 そして、いよいよ『東理夫&ナッシュヴィル・フリーウェイ』の演奏。

 こちらは途中に休憩をはさんだ二部構成。

 東理夫さんについては説明不要でしょう。
 『ナッシュピル・フリーウェイ』は、昨年結成、ブルーグラスの名門と言われる東北大、神戸大、京都大谷大を卒業したばかりのメンバーと横浜国大の現役学生を東氏が束ねると説明されている。

 今回は、このメンバーにドブロ・ギターの小島慎司氏が加わっていた。

 いずれもよく知られた曲を演奏してくれたが、個人的にはやはり大好きな曲“♪Will the Circle Be Unbroken”をやってくれたことががうれしかった。

 若いメンバーと言うことだったが、それぞれのメンバーの演奏技術の確かさはもちろんのこと、バンドとしての音のバランスがとてもいいと感じた。
 もちろん、それぞれの楽器の聴かせどころはつくりながら、それぞれが自分のパート・ポジションをよく理解していて、全体としての音のバランスがよくとれており、何曲聴いても疲れない感じがした。

 あ、そうそう、東氏の演奏していたギター。
 まあ、その色などから年季の入ったドレッドだなあとは思っていたが、よく見てみると、ネック部分にも白いセルバインディングが見え、もしかしたらとサウンドホール内部を注視すると割れ止めが中央部分でないことから、35ではないかと思った。
 演奏終了後に花束を受け取るとき、ギターをはずし床に立てようとしたときバックが見え、3ピースであることが確認できた。やはり35だったかと思った。(ボディ周りがヘリンボーンかどうかは確認できなかったので、DなのかHDなのかはわからなかった。)
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 自分も35を使っているので、ブルーグラスの東さんが28ではなく35系のギターを使っていることが、何となくうれしかった。

【 追 記 : 東理夫氏所有のギターについて 】
 このブログを見て下さったザ・グラス・ピッカーズのメンバーのお一人から、東氏の使用ギターなどについての情報を教えていただいたので、紹介しておきましょう。

@東氏のギターは、やはりS&BがハカランダのD-35であるということ。

 そして、驚いたことにこのギターは、もともとはあのJohnny Cashのものだったという。

 カントリーシンガーでもあり、「エルク」「グレコ(EG、SEシリーズ)」「フェンダー・ジャパン(STM、STSシリーズ)」のギタービルダーとして知られる斎藤任弘(たかひろ)氏が、Johnny Cashのショーを見に行ったことで、彼から入手し、のちに、東氏が斎藤氏から入手したギターということでした。

Aドブロギターの小島氏について
 Jerry Douglasスタイルのドブロギターでは日本での第一人者で、八戸にいて聴けたことはラッキーだったという。
 確かにクリーンなトーンで明快な演奏だと感じた。

 演奏途中に東氏が小島氏に尋ねていたが、小島氏のドブロギターには、レバーを倒すとオープンDからオープンGへと、ワンタッチでチューニングを変えることができるブリッジ・レバーがついていた。(Jerry Douglasがヒップショット社と開発したものか?)

 また、ザ・グラス・ピッカーズに参加していた木村さんは、以前銀座ロッキートップにいた方で、ドブロはこの小島さんから教えてもらったのではないかという話だった。


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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
東理夫さん著作のブルーグラスの本を持ってます。
学生の頃買ったんですが、ブルーグラスについての情報が少なかった時代にとても勉強になりました。
東さんの演奏も聞いてみたいですね。
青井草茂
2016/05/02 13:11
>青井草さん
 コメントありがとうございます。

 東さんのような大御所の方と若手精鋭の方々が一緒になっての演奏は、今回初めて聴かせていただきましたが、よかったですね〜(^o^)

 東さんはアメリカ文化の全般についての知識が豊富で、この日は著作本も販売していましたが、アメリカの食文化に関するものでしたね。

 ミニトークも、隣の方は大学の講義みたいだと話しておりました。

 ところで、またブログを見させていただいておりますが、ギター製作着々と進められているんですね。すごいなあ〜(^^)/
Pinebridge
2016/05/02 13:30
通りがかりですが、こんな企画を大阪のラジオで見つけました。地域と日程さえ合えば、ぜひご参加してみては如何出ようか?・・・告知みたいになってすみません。
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メール:ko@mbs1179.com
ハガキ:〒530−8304 MBSラジオ「朝からてんコモリ!」
FAX:06−6809−9090
ani
2016/05/02 19:59

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