“♪オレはフォークが大嫌い”の弾き語り

 “♪オレはフォークが大嫌い”という藤岡藤巻の歌がある。

 藤岡藤巻とは、ジブリ映画『崖の上のポニョ』の主題歌を大橋のぞみちゃんのバックで歌っていたオジサン二人組のユニット。
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 この二人、実はあの「まりちゃんズ」の生き残り。
 「まりちゃんズ」とは、70年代中盤の短い期間、当時としては相当に挑発的・過激的な歌を歌い、リリースした曲のほとんどが放送禁止になったというあのバンドである。
 (「まりちゃんズ」の曲の中には、当時まだ若かったCharがリードギターを弾いているものもあるが、Charはこのことを隠しておきたいらしい)

 この歌も、フォークのことをパロディにしていて、最初に聞いたときはヤな歌だなあと思ったのだが、ハーモニカを吹きながら別の曲を弾いてみていたときこの歌のことを思い出し、耳コピしてみた。

 聴きながら歌詞やコードを書き出して、前奏や間奏などをハーモニカを吹きながらやってみると、曲のつくりはフォークそのものだなあという気にもなったりした。

 歌詞は、フォークのことを相当にパロってもいるのでどうかなと思ったが、先日、地元のアコースティックNIGHTやフォーキーNIGHTでおそるおそるやってみたら、思った以上に受けて受け入れてもらえた。

 お試しでnanaに入れたのが、この弾き語り。
 (nanaは90秒制限があるので、3つに分けて収録)
      ↓
 ① https://nana-music.com/sounds/045f9148/

 ② https://nana-music.com/sounds/045f923d/

 ③ https://nana-music.com/sounds/045f92e2/

 内容も内容なので、最初は短期間だけ公開して削除しようと思ったが、残してほしいという方もありそのままにしておくことにした。

 歌詞だけでも知りたいという方もあるでしょうから、以下に載せておきましょう。

 どうでもいいような内容の歌詞に
 どこにでもあるようなメロディーを字余りで付けて
 奇妙にさわやかな歌い方で歌う
 とにかく後ろ向きな音楽 ああ それがフォーク

 だいたい音楽なんて好きなわけじゃなかったし
 ギターもろくすっぽ練習なんかしていない
 だから好きな曲をカバーしようと思ってもうまくできない
 そうだ簡単なオリジナルを作ろう ああ それがフォーク

 そもそも歌いたいことがあるわけじゃないから
 しかたないから世界平和とか愛とか夢とか
 社会批判とか環境問題とかチャリティとかを
 よくわからないくせに歌う ああ それがフォーク

 そして学生時代は勉強ができなかったから
 歌詞を作ると同じような言葉しか浮かんでこない
 だから自由がほしいとかなんとかをしつこく繰り返し
 聴いてる人にも歌わせたがる ああ それがフォーク

 さてフォークとは一体なんだろう
 その答えははっきりしている
 フォークとは負け犬の音楽だ
 クラシックはわからない ジャズはとても難しい ロックは仲間が必要だ
 そんな落ちこぼれを救う ああ それがフォーク

 弾ける楽器といえばアコースティックギターだけ
 それもコードなんか2,3個しか知らない
 じゃあ間奏はどうしよう
 そうだ、ハーモニカでも適当に吹くか ああ それがフォーク

 でも以外に売れた人たちはもうかってんだよ
 とても作曲したなんて言えないようなレベルの歌で
 とんでもない印税を手に入れてる
 そして彼らの陰には 同じ夢を見たたくさんのバカが ああ それがフォーク 

 さてフォークとは一体なんだろう
 その答えははっきりしている
 フォークとは俺たちの音楽だ
 会社では窓際で 家庭では無視されて 人生に疲れきった
 そんなおじさんを救う ああ それがフォーク


 なお、藤岡藤巻には、“♪オレは演歌が大嫌い”とか“♪オレはラブソングが大嫌い”など、他にも「大嫌いシリーズ」があるのだが、自分的にはどうしても歌詞に引っ掛かる部分があって、他の大嫌いシリーズは歌う気になれない。(^^;)
 実はCDになっている歌詞は、まだまろやかで、ライブ等では相当に過激らしい。
 本当は、そのあたりが「まりちゃんズ」の真骨頂なのでしょうけど。(^_^;))

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