打田十紀夫“Will The Circle Be Unbroken”

 カーターファミリーやNitty Gritty Dirt Bandで知られるこの曲だが、なぎら健壱の“永遠の絆”加川良の“その朝”でメロディを覚えた人もいるだろう。このごろよく聞いているのは、Michelle Wright、Iris DeMent、Mairead Ni Mhaonaightが歌っているこのバージョン。みんないい年になったこのバージョンや豪華メンバーが楽しいこんなバージョンも楽しい。

画像 打田十紀夫氏は、この曲をカントリーブルースやラグタイムの教則本などに繰り返し使っている。オルタネイティング・ベース奏法といっているが、親指でベースを刻みながら、メロディを弾いていく。曲の頭や、曲の途中に挿入される定番的なフレーズが面白い。最初は、親指の動きが気になるが、慣れてくるとこのミュートした低音がないと物足りなくなる。

 “My Old Cottage Home”(わらぶきの屋根)などを弾いていると、ついつい途中にこの“Will The ・・・”をはさんで弾きたくなる。知らない人が聞いたら一つの曲と思うかも知れないくらい全く違和感がない。この辺りの同じコードを使う曲は、たいがいつながってしまう。高田渡氏の“生活の柄”(ナターシャセブン“海に向かって”)や“コーヒーブルース”に続けたりしても面白い。

 ところで、打田十紀夫氏は、フィンガースタイルでアコースティック・ブルースやラグタイムを弾くが、ギターを左のももに載せて弾く。クラシックギターのスタイルに近い。(他にこういう構えをするのは、『ソロギターのしらべ』シリーズや押尾コータローの採譜をする南澤大介氏、“海流”の伊藤賢一氏、ラグタイムギターの浜田隆史氏などがいる。)

 右ももに載せギターを寝かせて構えると、6弦を親指で押さえられるメリットはあるが、自分の場合、左の小指を折ると内側に曲がるので、弦を押さえるのが指先のトップでなく、やや外側のトップ下斜めの位置で押さえることになってしまう傾向がある。打田氏のようにややギターを立てて構えると、各フレットに指が平行になり、左指を開いて小指もしっかり押さえることができ、無理なく弾けるような気がする。
 こだわらずに曲によって、左ももや右ももに載せ替えて弾いている。

 打田氏は、八戸ROXXで2年連続ライブを見せてもらった。人数が少ないのでほぼ最前列で演奏を見ることができた。ライブ中もライブ後も、プロレス、特にG馬場さんが好きでよくこの方面の話をされる。奥さんも気さくで対応が丁寧な方である。ライブ後ややたってからTABの通販で注文したとき、届いた品物にわざわざ奥さんのコメントが添えてあって恐縮した記憶がある。

 今日届いたはがきによると、八戸には今年は9月21日(木)に『SAKURA』発売記念ソロのライブが予定(会場未定)されている。

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