“13フレットのオルゴール” 13カポができない!!

 ギターをみなケースにしまって部屋をかえて以来、しばらくはサイレントギターだけになり、子どもたちがまた東京に戻ってからもドレッドを1台出したものの、窓を開け放っているので、もっぱらサイレントギターで、弾くのは歌のない歌伴(?)やフラットピッキングばかりになっていた。

 ほぼ1か月ぶりにSanta CruzのOMもケースから出してみた。
 さて何を弾こうかなと思ったら、突然、西村歩さんの曲がいいなと思い、TAB譜のフォルダの中から、西村歩さんの『emotion』のTAB譜を開いてみた。
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 チューニングは、CGDGBD。

 まずは、西村さんを知るきっかけとなった“また逢えるその日まで”
 (もともとは、よっさん@アコギさんが弾いている動画をYouTubeで見たこと、いきさつは以前のブログ参照)

 ああ、やっぱりボディのなる柔らかい響きはいいなあ。
 サイレントは、練習にはなるが、ヘッドフォンや外部アンプを使わないと音自体は楽しめない。特に、押さえ方のニュアンスみたいなものは表現できない。
 逆に、本物のアコギだと、一つ一つの音の強弱やスライドの動かし方の速さなどのニュアンスが気になって、同じところを何度も弾いてみるので、最後までなかなかたどり着かない。(ちゃんと弾けないのでこんなことになるのでしょうが・・・(>_<))


 気分をかえて、同じチューニングの“13フレットのオルゴール”を弾いてみる。
 自分は、これを9カポで弾いている。なぜって、カッタウェイのギターを持っていないのだ。
 練習にはなるが、あの13カポの音はしない。

 半音上げチューニングで12カポにすると、同じ高さの音になるのだが、弾くのは大変。
 指板を押さえる関係から、ギターを胸に抱き、ほぼ顔の下でボディ上の指板を押さえることになる。これでは、それでなくてもうまく弾けないのに、うまく演奏できるわけがない。
 ただし、音は、いい音がする。9カポでは味わえない音が。
 この音が聞きたくて、無理にまたやってみた。やっぱりいい音に感じるんだなあ、これが。

 ソロギターが好きなのに、カッタウェイをもっていないことが致命的といえるが、ふだんは、そんなに高いフレットばかりを弾くこともないので、サイレントギターで間に合わせている。
 というより、カッタウェイを手に入れるとなったら、それはそれで大変だと思っている。
 自分の腕はすっかり棚に上げて、せっかくカッタウェイを買うならいいものをと思ってしまうからだ。
 やすいものはいいと思えないし、いいなあと思うものは現状で買える値段ではないだろう。

 ところで、サイレントギターは、カッタウェイの形状をしてるが(もともとボディがない)、13フレットにカポはできない。
 ネック元の形状がそれを許さない。
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(左がSanta Cruz OM、右がYAMAHAのサイレントギターSLG-100S)

 また、普通のカッタウェイのギターもおそらく13カポはできないだろう。

 実は、西村歩さんが使っているSUGITA KENJI のネックは独特の形状をしているから13カポができるのだ。
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(ここが13フレット、このネックだから可能) 


 ヒールレスネックジョイントという言葉が、SUGITA KENJI Acoustic Guitarsの説明に見えている。現在、Carrera SeriesとDolphin Seriesの2タイプを展開中のようだが、西村さんのは、Carrera OM Custom。

 普通のネックジョイントではこういう形状にはできないだろうと思う。
 逆の言い方をすると、このギターがあるから“13フレットのオルゴール”という曲ができたのだろうと思う。

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