Water Road ギターの試奏 その2(ピーマン編)

 ピーマン前に到着した中村さんから、ギターケースを預かり店内に持ち込んで、駐車場に車をおいてくるのを待った。
 中村さんも店内に。幸い他に客はおらず、少し話をした後、ギターケースを開けた。
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 思った以上にきれいで、ベアクロウがびっしと入ったトップ、ボディまわりやサウンドホールまわりのアバロンの輝き、逆にいっさいポジションマークのない指板、ヘッドのカキツバタのインレイなどが目に入った。
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 中村さんが取り出し、自分で弾かずに、手渡してくれた。

 早速バックを見ると、ハカランダのきれいな杢、ボディまわりはアバロンの外側にやや赤い飴色のブラッドウッドのバインディングがきれいに入っていた。
 ネックはU字より更に平たくハイポジションでも薄く弾きやすそうな感じがした。
 ペグのつまみ部分やブリッジピンまで細かい部分もみなハカランダで贅沢なつくり。

 6弦から順に音を出してみると、特に4弦の響きが特によく聞こえるような気がした。
 チューニングは6弦からCGDGADというオープンチューニングになっていた。

 このチューニングで暗譜している曲はないので、2弦をBにして、ゆったりした西村歩さんの“また逢えるその日まで”や“13フレットのオルゴール”などを少し弾いてみた。

 ネックは、Water Road Guitarの特徴の一つとしてあげられているように、2本のカーボンで補強されていて薄く作られているのだろう、ハイポジションでもローポジションと同じように押さえやすく感じた。
 ネックの根本の処理も少しボディバック側の方が高く反ってはいるがフラットになっている。ただし、“13フレットのオルゴール”を正規のポジションで弾けるかどうかやってみたら(自分の持っているギターではどれもこれができません)、残念ながら斜めになって13フレットにカポはできない感じだった。

 音の粒立ちがいいというのか、それぞれの弦の音がはっきりと聞こえる感じがした。特に3・4弦の音が強くはっきり聞こえる感じがした。(低・高音が聞こえないということではありません)

 あと、カポの関係でチューニングし直したりしたが、ペグはギヤ比の関係か、普通のものよりたくさん回してあわせる感じで、逆に言うと微調整がしやすく緩みにくくするためにそうなっているのではないかと思った。

 その後、中村さんに弾いてもらった。
 下山亮平さん、岸辺眞明さん、中川イサトさんの曲などを軽い感じで弾いてくれた。
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 聞きながら最初に感じたのは、自分のピッキングがかなり強かったのだなあということだった。ベアクロウの入ったジャーマン、サイド&バックがハカランダならガツンと音がでるかなあと思っていたこともあり、普段よりも少し強く弾いたかも知れないし、もともとがサイレントギターをヘッドフォンなしで弾いているとピッキングが強くなってしまっている。
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 そんな会話をしていると、マスターが(夢中でこのときまで、マスターの存在を忘れていました(^_^;))、マイクを通したらどんな音がするのかなあといって、マイクの用意をしてくれた。
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 このギターは、ピックアップどころか、エンドピンの位置にも全く穴は開けられておらず、本当にできたてのさらの状態であった。

 マイクを通して何曲か弾いてもらうと、少し音色は変化するけれど、中村さんの弾く強さで十分なんだなあと改めて思った。(岡崎倫典さんや吉川忠英さんもPUを通さない生の音量は思ったより小さかったことを思い出した。)

 マスターが、いつものゆるゆるライヴ(毎月第1・第3金曜日、ピーマンはライヴ会場になるんです)のときのように、カメラもセットしてモニターに映してみたりもした。
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 中村さんは、次々にいろんな曲を弾いてくれたが、実は、マイクセット前に、見ているこちらがドキドキしてしまった演奏がある。
 それは、彼のオリジナル曲だというボディヒットのある曲の演奏だった。
 指の腹でもいかがかと思うのに、中指(薬指?)の爪をボディに当てる演奏は、ギターの持ち主といえども思わず目をつぶりたくなった。ネックをゆらすのもこのクラスのギターではやりたくないことだ。
 「よくそのギターを叩きますね」というと、彼は、「ギターは弾いてなんぼだから」といったが、せめてそこにはクリアーガードぐらいつけたらと思ってしまった。
 Water RoadはTommy Emmanuelのギターのようにはなってほしくないと笑った。

 そのときの動画を一部だけ紹介しましょう。

(スマホのXperia Zで撮っています。
他の動画は、何曲分かを編集してUPしようと思いますので、もう少しお待ちを)


 ピック弾きは禁止だけれど、弾いてみたい人がいればという話をしてくれたが、急なことで他に声はかけられなかった。

 その後演奏をやめていろいろな話をしていると、若い二人連れの女性客が来店し、ギターを見て聞いてみたいといったため、中村さんは2・3曲演奏してくれた

 中村さんは迷っていたが、結局、この日は、八戸に泊まることにことになったので、ホテルに移動してから、「とんでん兵」に行くことにした。

 その話は、「その3」で。

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