弦を強く押さえる癖(左手)

 ギターに夢中になった若い頃は、コード弾きがほとんどだった。
 それも、せいぜい1フレットから3フレットで間に合うローコードがほとんどだった。

 そして、誰もが最初のころ感じたであろう、難関の人差し指セーハが必要なFのコード。握力の強かった自分は、これを力まかせに押さえていたと思う。(当時、握力は72kgありました)それでも力任せだから最初はよくても、長く弾き続けることができなかった。

 だから、FとかB♭のコードは使わず変換してcapoを使って弾いていた。

 他のコードの関しても、力まかせに押さえていたのだと思う。
 以前も紹介したが、若い頃弾いていたFG-200の指板は、こんな状態であった。
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 また、コード表にこういう表記がされるので、フレットとフレットの中間を強く押さえていたのだと思う。(フレット近くを押さえる方がいいということはだいぶ後で知った気がする。)
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 いい年になってから再びギターを弾くようになっても、その癖がなかなか抜けないでいる。
 若い頃のようにローコードだけ弾いているなら、指が痛くなるのを我慢すれば、それでもよかったかもしれない。

 しかし、ギターを再開してインストやソロギターの面白さに目覚め、オープンチューニングにして高いフレットも使うようになった。こうなるとそうはいかない。
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  図のように、ヘッドに近い弦の端の方を押し下げるのと、弦の中ほどを押し下げるのでは、同じ分押し下げるのに使う力が全然違うことは明らかである。
(もちろん、ローポジションとハイポジションでは弦高が違うので、ハイポジションではより押し下げなくてはならないが、それでも力は明らかに異なるはずだ)

 さらに、オープンチューニングにして音を下げていると弦のテンション自体も下がっていることになる。
 この状態で、左手指でその音のフレットを押さえたとき、しっかりその音を出そうと強く押さえすぎると、少しベンド気味になってしまって、正しい音より微妙に高い音が出てしまうのだ。

 いや、自分の場合は、しっかりその音を出そうというより、運指のぎこちなさや各指がそれぞれのフレットを押さえるときなかなかその形にならずに結果として力が入ってしまうということだろう。

 そうなると、チューニングが狂ったギターを弾いているようななんとも不快な感じの音になってしまう。

 下の動画は、以前の自分のブログでサイレントギターとパソコンを直結した記事のときに撮ったものだが、後半、高いポジョンになったとき微妙に音が狂っていることがわかるだろう。

 今、ソロギターは、女性や子どもでもとても上手な方たちの動画をYoutubeなどでみることができる。
 そのことからもギターを弾くのに力自体はそれほどいるものでないとは思う。
 ただ、この上手な女性や子どもたちは、ほぼ例外なく、ギターを寝せずに斜めに構えて、しかもいい姿勢で演奏しており、また、小さな力でも効率よく押さえる技術をもっているのでしょう。

 ソロギターの場合は、コードを押さえるときでも、必要な音の弦だけを押さえればいいのだから、もっともっと小さな力でもいいはずなのだが、どうしても力が入ってしまっている。

 それぞれの弦の音を確認しながら、できるだけ力を入れずに押さえることを意識しなければならないと思っている。

【おまけ:Fコードの押さえ方】

 それこそ最初に書いたように、Fのコードを押さえるとき人差し指はセーハとなるが、この押さえ方にもコツがあって、はじめは音がはっきり出ないのでカまかせに押さえるが、そのうち、指の当たる位置や角度、支点にするところなどがわかってくると最初ほど力を入れなくてもいいことがわかってくるのだが・・・。

 自分がどういうところに苦労してきたかというと

 
① 人差し指のセーハということが頭に強くあるので、3・4・5弦は他の指で押さえいるのに、その弦も人差し指には力が入ってしまっているのだ。(それらの弦をハンマリング・プリングするときは必要でしょうが)
 人差し指で押さえるのは、6弦、2弦、1弦でいいのだということ。

② 人差し指の腹でセーハしようとしていた。むしろ側面で押さえるという意識で。

③ 親指の位置―ネックの裏側に回すようにして押さえること

④ フレットとフレットの真ん中でなく、下のフレットの近くを押さえるということ

⑤ 全部の音を出す必要がないのなら、6弦は親指でとか、6弦自体を弾かないということもあるよ。

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