貸切の S&G NY LIVE

 今夜は、『Simon & Garfunkel セントラルパーク・コンサート』の映画を観てきた。

 7月5日(土)からTOHOシネマで上映されていたが、上映は1日1回、18:55~20:30と妻を迎える主夫(?)としては、難しい時間帯でなかなか行けなかったのだ。

 今日は、その妻は夜の会合があり、いったん帰宅した彼女を会合場所まで送り、そのまま映画館にということになったのだ。

 この映画は、ニューヨークが1664年に当時の「ニューアムステルダム」から現在の「ニューヨーク」へ改められたことから350周年を記念して、同地で行われたビッグアーティストの伝説的ライブを映像化した4作品を映画館で上映する「NY ANNIVERSARY LIVE!」のシリーズで、Paul McCartney、Billy Joel に続く第3弾である。(ちなみに、第4弾はBon Jovi で7月12日から)
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 このコンサートは、1981年に、70年以降休止状態だった S&G が11年ぶりに再結成し、セントラルパークに53万人を集めたといわれる、あのコンサートである。
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 若いとき、レコードの中でも一番大きなLP盤というものを自分で初めて買ったのが、このS&Gだったと記憶している。アコースティックギターの響きやハーモニーが心地よく、新鮮な感覚がして、もう夢中になって聴いたものである。
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 親に買ってもらったクラシックギターではなく、大学に入り、いわゆるフォークギターのYAMAHA FG-200を自分で買ったとき、ろくにまだ弾けもしないのに、このS&Gが弾いてみたくて、耳コピしたり(ほとんどできませんでしたが)、ギター雑誌のコードを頼りにして、挑戦したものです。
 シンプルなギターの前奏だけでも、レコードと同じように(いま考えたらとても同じではなかったと思うのですが(^_^))弾けたときは、狂喜したものです。



 このコンサートは、既にビデオにもなっているし、ここで歌われた21曲は、演奏順の番号付きでYoutubeでも見ることはできる(実は、全部丸ごとupされているとんでもないものまである)が、映画の劇場での映像と音響による臨場感はまた違ったものであった。

 それに、なんと!! 広い映画館に観客は、自分一人だったのです!!!

 映画のチケット代が2000円もするし、平日でもあり、しかもこの時間帯だからそれほど観客は多くないだろうとは予想していたが、まさか一人とは・・・。
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 画面の中にはものすごい数の人、人、人・・・。そしてこちらは、一人。

 それでも、画面の下に英語の歌詞が表示されるので、一人カラオケ状態でもありました。(他に誰もいないとはいえ、周りを何度も確かめながら、小さい声でしたが。『アナと雪の女王』のようにみんなが歌うのとは訳が違います。)

 大きく映し出されるので、細部のあちらこちら( Paul のギターやその弾き方、Art の髪の生え際(^_^;))に目を配りながら堪能しました。

 演奏曲目は、以下の通り。

1..Mrs. Robinson(ミセス・ロビンソン)
2..Homeward Bound(早く家へ帰りたい)
3..America(アメリカ)
4..Me And Julio Down By The School Yard(僕とフリオと校庭で)
5..Scarborough Fair(スカボロー・フェア)
6..April Come She Will(4月になれば彼女は)
7..Wake Up Little Susie(リトル・スージー)
8..Still Crazy After All These Years(時の流れに)
9..American Tune(アメリカの歌)
10..Late In The Evening(追憶の夜)
11..Slip Slidin' Away(スリップ・スライディン・アウェイ)
12..A Heart In New York(ハート・イン・ニューヨーク)
13..The Late Great Johnny Ace(ザ・レイト・グレイト・ジョニー・エース)
14..Kodachrome / Maybellene(僕のコダクローム/メイベリン)
15..Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)
16..50 Ways To Leave Your Lover(恋人と別れる50の方法)
17..The Boxer(ボクサー)
18..Old Friends/Bookends(旧友/ブックエンド)
19..The 59th Street Bridge Song (Feelin'Groovy)
   (59番街橋の歌(フィーリン・グルーヴィー))
20..The Sound Of Silence(サウンド・オブ・サイレンス)
21..Late In The Evening(追憶の夜)

 Paul は、親指にサムピックをつけ人差し指にフィンガ―ピックで2フィンガー、何もつけずにアルペジオ、ピックでストローク、サムピックでストロークといろいろな弾き方をしていましたが、一つあれっと思ったことが・・・。

 それは、今日、自分のブログで森山良子さんのギターについてもらったコメントにギターの傷のことがありました。
 前から、彼女のギターMartin 00-45Sのサウンドホール近くの指板の上下に激しい弾き傷があることが気になっていたのです。
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 彼女は、親指にサムピックをつけてフィンガーピッキングが基本の弾き方。そしてときにはサムピックでストローク。しかし、彼女の弾く位置は前述の弾き傷のあるところではないのです。

 今日の映像で、Paul が最初からピックでストロークするとき(このときも一部問題の箇所でストロークするときはあるが)と違って、サムピックで静かにピッキングしていて途中からストロークするとき(例えば“♪50 Ways To Leave Your Lover”など)、それまで弾いていた箇所ではなく、まさに、彼女のギターの弾き傷と同じ箇所でストロークしていたのです。
 静かにダウンストロークするときはサウンドホールのあたりなのに、テンポが速く上下にストロークするときはサウンドホールに近い指板のところで弾いていたのです。
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この写真は、“♪50 Ways To Leave Your Lover”を演奏している動画から、その箇所を切り取りました。 

 Paulの黒いOVATION 1719 Custom Legendには弾き傷はなかったのですが、もしかしたら、森山良子さんも同じような弾き方をしているのではと思ったのです。そうではないかもしれませんが、あくまでもしかしたら・・・ということで。

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